Googleトレンドってご存知ですか？
[え？Googleトレンド知らないんですか？」と思った方も「知らない」とちょっと軽くショックを受けた方も
‥これ。なにやら初心者でも簡単に使える色々と便利な機能がそろっているようです。
Googleトレンドの使い方がわからない
Googleトレンドの活かし方がわからない
こんなふうに思っていらっしゃる方も、そうでない方も
ぜひご覧ください。
ウェブ初心者でも安心！この記事を読めば、Googleトレンドがどういうものか使い方や活用方法と知ることができます。
Googleトレンドって何？
※参考：Googleトレンド
Googleが提供する無料のツールで、インターネット上でどのような検索キーワードが人気かを調べることができるサービスです。
Googleトレンドの最大の魅力は
今みんながどんなことに興味をもっているかをリアルタイムで知ることができることです。それに合わせてSNSやブログなどの内容を作る手助けになります。
１. 検索トレンドの確認
※参考：Googleトレンド
キーワードの検索ボリュームが増加しているか、減少しているかを調べることができます。
これにより、今話題になっているトピックや、特定の時期に話題となる傾向があるトピックを見つけることができます。
例）
今話題のトピック→大谷翔平選手
※話題のトピックなので検索した本人が知らないワードが出てくる可能性があります。
特定の時期に話題となる傾向があるトピック
→春 入学式、花見 夏 夏休み 花火大会 梅雨
秋 紅葉 ハロウィン 冬 クリスマス お正月準備 バレンタインデー
2. 地域別の分析
国や地域ごとの検索トレンドも表示されるため、特定の場所での人気キーワードを知ることができます。
例えば、日本全国で人気のあるキーワードと、特定の都市で流行しているキーワードと比較することができます。
例）全国「ラーメン」 四国「うどん」
例）全国「焼肉」 北海道「ジンギスカン」
3. 比較機能
複数のキーワードを同時に比較して、どちらがより人気があるかを確認できます。これにより、効果的なキーワード戦略を立てるのに役に立ちます。
例）「そば」と「うどん」との比較
Googleトレンドは、SEOやマーケティングにおいて非常に有効なツールであり、人気のあるキーワードを見つけるだけでなく、タイムリーなコンテンツを作成する手助けにもなります。
Googleトレンドの表示方法
Googleトレンドのデータは実数ではなく相対値で表示されます。
ちょっと難しい言葉が出ましたが、これはどういうことかと言いますと、
実数‥例えば「１，０００回検索された」や「１０，０００回検索された」と言った具体的な数字のことです。
相対値‥具体的な回数ではなく、人気度を他の期間や場所と比較した場合のことです。
Googleトレンドは、具体的な検索回数は表示されませんが、期間や地域ごとの人気の増減を把握することはできるので、どのタイミングでトレンドが上昇したのか、また、減少したのかを確認することが可能です。
2024年8月にアップグレードされたその機能とは？
2024年8月にGoogleが公式に発表した「コアアップデート」(※Google検索結果の質を向上させるために行われた検索アルゴリズムの調整)は、2024年3月以来の大幅な見直しとなりました。同時期に、Googleトレンドもアップグレードされ、さらに便利で使いやすくなりました。
リアルタイムでトレンドを確認
新しい機能により、10分ごとに更新されるリアルタイムのトレンドが表示されました。
今どんな話題で盛り上がっているかをすぐに確認できるようになります。
最新の話題をすぐに確認できるのが魅力です。
トレンドの情報の強化
トレンドが発生する時期や継続期間、関連時間、関連ニュース記事といった情報が一目で分かるように表示されます。
また、検索への関心がどのように変動しているかをグラフで確認できます。
このグラフはトレンドが急激に上昇しているか、緩やかに続いているのかを視覚的に示してくれます。
より多くの地域に対応
現在１２５カ国以上のトレンドデータに対応しています。１２５カ国中の４０カ国では、その国内だけでなく、地域ごとのトレンドも詳しく調べることができます。
フィルター機能が使いやすくなった
新しくなったフィルター機能を使えば、表示されるトレンドを自分にあった形で調整できます。
具体的には、以下のようなことができるようになりました。
1.時間で絞り込む
過去４時間、２４時間、４８時間、または７日間の間に、どのキーワードが人気になったのかを確認できます。
例えば「今、２４時間で急上昇したキーワードは何だろう？」といった情報が簡単に分かります。
２.地域で絞り込む
日本やアメリカなど、特定の地域で流行っているトレンドを探すことができます。
たとえば、「日本では、どんな話題が人気？」「アメリカで今話題になっているのは何？」といった検索が可能です。
3.話題性のあるトレンドだけを表示
もうあまり注目されていないトレンドを除いて、今まさに人気急上昇と思われるトレンドだけを表示できます。
これにより、過去のトレンドではなく、現在進行中のトレンドに集中してチェックすることができます。
On August 14, 2024, Google Trends introduced a significant update aimed at enhancing its usability and expanding its reach. The most notable change is the Trending Now feature, which has been upgraded with a cutting-edge forecasting engine. This engine detects 10 times more emerging trends than before, refreshing every 10 minutes. Users can now explore trends across 100+ countries and regions, with deeper insights available for 40 specific areas. Additionally, customizable filters allow users to narrow their focus by location, time frame, and specific trends, making it easier to track relevant topics more efficiently [oai_citation:4,Google Trends launches Trending Now experience with new insights]
https://blog.google/products/search/google-trends-trending-now-update/
2024年8月14日、Google Trendsはその使いやすさを向上させ、さらに多くのユーザーに対応するための大規模なアップデートを導入しました。最も注目すべき変更は、Trending Now機能のアップグレードで、最先端の予測エンジンが搭載され、これにより、これまでの10倍の新たなトレンドを検出できるようになりました。トレンドは10分ごとに更新されます。ユーザーは、100カ国以上のトレンドを探索でき、さらに40の特定地域に関してはより詳細なインサイトが得られます。また、カスタマイズ可能なフィルターを使用して、地域、期間、特定のトレンドに絞り込むことができ、関連するトピックをより効率的に追跡することが可能になりました。
他にGoogleトレンドのようなツールってあるの？
初心者向けに使いやすいツールとしておすすめなのがGoogleキーワードプランナーとウーバーサジェストです。
どちらも用途や機能は異なるものの、キーワードリサーチやSEOに役立つツールで、Googleトレンドと組み合わせて使うことで、さらに効果的なトレンド分析やマーケティンング戦略を立てることができます。
①Googleキーワードプランナー
広告のためのキーワードリサーチに適したツールですが、無料で使えるため、キーワードのトレンドを調べるのにも便利です。
・検索ボリュームやトレンドを詳細に確認できる
・広告出稿を前提に、キーワードの競争性や推奨入札価格などのデータも提供。
・主にGoogle広告を使う予定がある場合に便利ですが、無料で使えるため、SEO対策にも応用できます。広告出稿を考えてなくてもキーワードの人気や関連キーワードを調べるのに役に立ちます。
②Ubersuggest（ウーバーサジェスト）
SEOやキーワードリサーチをサポートシンプルなツールです。
・キーワードボリュームや競合の難易度を調べることができます。
・関連するキーワード提案も表示されるため、コンテンツアイデアを得やすいです。
・初心者にも使いやすく、特にブログやWebサイトのSEO対策を始めたばかりの人に向いてます。
簡単に検索ボリュームを調べられるので効果的なキーワードを見つけるのに役に立ちます。
実際の「Googleトレンドの使い方」とおすすめ活用方法５選
Googleトレンドは検索キーワードの人気度やトレンドを調べるための強力なツールです。
初心者でも分かりやすい使い方と活用方法７選をお伝えします。
1.キーワードのトレンドを調べる
検索したいキーワードを入力します（急上昇ワードなど）
入力すると、そのキーワードがどのくらい人気なのか、過去のトレンドがグラフで表示されます。
期間や地域を指定して、時期ごとの検索ボリュームの変化を確認できます。
※表示の検索ボリュームは実数値ではありません。期間や場所に対しての比較の検索ボリュームです。
活用方法
特定のトピックがいつ人気になるかを調べて、ブログ記事やYouTubeなどのSNS投稿のタイミングを調整できます。
2.複数キーワードの比較
複数のキーワードを同時に入力します。
例 そば うどん ラーメン パスタ
比較のところに入力していきます
それぞれの人気度を比較することができます。
おすすめ活用方法
同ジャンルのキーワードを比較して、どの言葉が人気であるのかを調べ、効果的なSEO対策に役立てます。
3.地域別トレンドの確認
地域ごとに検索されているキーワードも確認可能です。特定の国や都市で何がトレンドになっているのかを把握できます。
地域別のインタレスト（興味、関心）
おすすめの活用方法
地域ごとの関心ごとに合わせたコンテンツを作成することで、より多くのアクセスを集めることができます。
特に地域性のある商品やサービスに向いています。
4.季節性のトレンドを把握
トレンドデータを使って、あるキーワードが特定の時期に人気があるかどうかを把握できます。
おすすめ活用方法
季節やイベントに関連する記事やマーケティングキャンペーンを計画する時にタイミングよく実施できます。
5.関連キーワードを発見
検索したキーワードに関連する他の人気のキーワードも表示されるため、追加のトピックやアイデアを見つけることができます。
おすすめ活用方法
コンテンツより多くのキーワードに対応させるため、関連キーワードを使ってタイトルや記事の内容を広げることができます。
Googleトレンドでできないこと
入力する言葉は簡潔にすると良いです。
ちなみに私は、「北海道のおいしいチュロスでバズったところ」と検索しましたが
あんまり具体的すぎると検索されません。
そういうときは普通にGoogleなどで検索すると良いです。
１.具体的な検索回数は表示されない
キーワードの実際の検索回数（何回検索されたか）を知ることはできません。
表示されるのは相対的な数値（０〜１００の範囲で、人気度を示す）です。
そのため、「このキーワードが何回検索されたか」といった具体的な数は分かりません。
2.少数の検索データは表示されない
あまり検索されていないキーワードはGoogleトレンドではデータが表示されないことがあります。
3.長すぎるフレーズや複雑な検索クエリには対応しない
簡単なキーワードやフレーズには適していますが、長すぎる検索フレーズや非常に複雑な検索クエリには対応していません。
例）「ケーキの作り方で簡単な方法」というような長い文章には適しません。
４.未来のトレンドは予測できない
Googleトレンドは過去のデータに基づいた分析を行うツールです。
なので「これから何がヒットするのか？」というようなことは、予測できません。
例えば来月どんなキーワードが流行るのか？というのはGoogleトレンドだけではわからないということです。
５.特定の個人の情報、プライバシーは表示されない
個人の検索履歴やプライバシーに関わる情報は一切表示されません。
まとめ
いかがでしたか？
Googleトレンドのこと
Googleトレンド表示方法
Googleトレンド2024年8月のアップグレードについて
Googleトレンド使い方と活用方法５つ
Googleトレンドでできないこと
今回はGoogleトレンドについてでした。
ブログ記事などではなくても活用できる場面はあると思います。
ぜひ使ってみてください！
ここまで読んでいただきありがとうございました。
