こんな悩みありませんか?
家庭と仕事の両立が難しい
1日があっという間に過ぎてしまう
自分の趣味の時間がなかなか持てない
今回は「頑張りすぎない働き方」です
働きたくても働けない|家庭と仕事の両立が抱える問題点
女性の働きたくても働けない原因は多岐にわたると思いますがその原因の一つに「家事、子育てなどの両立」ではないでしょうか?
家事、子育てなどにより労働時間や勤務場所が制限されて希望の仕事ではなかったり、仕事につけたとしても無理な勤務をせざる終えなくなって、家庭にしわ寄せができたりとすると思います。
次にあげるモデルケースは2人のお子さんを持つママさんです。
○1日のスケジュール
(モデル例 40代女性 介護職員(契約社員勤務9時−17時)
夫 介護支援専門員(正社員|事務職)長女9歳、次女3歳
1 | 時間 | スケジュール |
---|---|---|
2 | 5:00 | 起床→自分の身支度 |
3 | 5:45 | 朝食準備(夫も自分も社食なのでお弁当は基本なし) |
4 | 6:45 | 朝食(みんなで食事)身支度(3人) |
5 | 7:30 | 長女学校準備・送り出し準備 |
6 | 8:00 | 次女を保育園(自分)、長女学童(夫)に送り |
7 | 8:30 | 会社へ出勤 |
8 | 9:00 | 仕事開始 |
9 | 10:00 | 仕事 |
10 | 10:30 | 仕事 |
11 | 11:00 | 仕事 |
12 | 12:00 | 昼休憩(昼食)、LINEチェック |
13 | 13:00 | 仕事 |
14 | 14:00 | 仕事 |
15 | 15:00 | 仕事 |
16 | 16:00 | 仕事 |
17 | 17:00 | 仕事終了→すぐに退勤 |
18 | 17:30 | 子供達のお迎え→買い物→帰宅・夕食の準備 |
19 | 19:45 | 夕食 |
20 | 20:00 | 夫の帰宅→夫夕食 |
21 | 21:00 | 子供達とお風呂・寝かしつけ(自分) |
22 | 22:00 | 片付け・翌日の準備(保育ノートなどチェック) |
23 | 23:00 | 自分の時間(ブログ記事作り) |
24 | 24:00 | 就寝※早いときはブログはせずに23時で就寝することも |
このスケジュールを見るとほとんど自分の時間はなさそうです。
ではどのようにしたらよいのでしょうか?
ワンオペの家事や育児など
多くの場合、子供がまだ小さい、大きくても小学生や中学生ことが多いと思います。となると学校の用事や急な病気、小学校中学年頃になると学童保育も利用できなくなるので預け先や働き方も考えなくてはならないので仕事に専念できない状況があります。
また、子供が大きくても親の介護が必要な年齢になり、いよいよ介護が必要となると家庭内の負担が大きくなりやすいです。今まで頼りにしていた親を世話する側になる。
その精神的ショックも大変ですし、それまでの親子関係が良好ではなかった場合、それもまた精神的な負担はあると思います。
これによりフルタイムで働いていた場合はその働き方が難しくなるケースがあります。
再就職のハードル
①長期間専業主婦だったという女性は、社会の変化に今ある自分のスキルが不足していると感じる場面があるかもしれません。それにより再就職に対して自信が持てないことがあります。特に今はデジタルスキル不足(パソコンなどのインターネットを使いこなす能力のこと)が就職に影響を与えます。
②地方や中小企業では、柔軟な働き方が少なく、パートタイムやフルタイム以外の選択肢が限られているため、希望する働き方を見つけるのが困難です。
③子供を預ける先の保育所などの問題もあります。
待機児童問題もありますが、預けられても急な発熱などで迎えに行かなくてはならない場合、病気の子供も預かってくれる施設は国内にはほとんどありません。
社会的プレッシャー
女性に対する家事や育児、介護への役割のへの期待が大きく特に地方ではその傾向が強いです。
そのためいざ働きに出るとそれを全てこなすことが難しいと感じ、心理的なプレッシャーにかかりやすくなります。
また社会全体の風潮としても家庭も仕事もこなしている女性の成功例もあることから、仕事と家庭の両立ができないことを良しとしない傾向もあります。
自分が期待する働き方の不足
多くの女性が柔軟な働き方を望めない状況の原因の一つに企業の理解不足があります。
特に都会では、テレワークやフレックス制度が一部導入されてますが、地方ではまだ十分には普及されていないため、子育てや介護の両立できない柔軟な働き方が少ない現状にあります。
これも企業だけではなく社会的に特に地方で多い傾向として家事も育児も介護も女性が行うものとしての認識が浸透しているのが現状です。
今の働き方を一度考えて見直してみる
家庭と仕事を両立させようとして疲れてしまう。
そんなことにならないよう、自分に過度なプレッシャーをかけずに「バランスのとれたライフスタイル」その土台の上に「働き方」があります。
ストレスや過労を避けつつ、充実感や達成感を得られる働き方と生活のバランスを目指していきましょう。
仕事と生活の優先順位の見直し
①今ある人生の中で何を一番大切にしていきたいかをはっきりさせ、仕事に対する優先順位を調整する。
②自分で優先順位が決まったならば、自分や家族のために仕事の時間を短縮したり、職場での役割を見直す。または、仕事の時間を増やすために子供がいる場合は、安心して預けられる保育所や緊急時の預け先の確保(祖父母、友人、民間のサービスなど)などの子供の場合特に小さい幼児の場合は事前準備を万全にしておく
人との協力を求める
仕事や家事、育児、介護なども含めて「自分が頑張らなければ」と自分ひとりでやらないといけないプレッシャーを減らすために周りの人と協力することを意識する。
パートナーや近郊の家族や友人に頼れない場合。公的機関や専門のプロに相談して応援要請をしてみるのもいいでしょう。
育児なら保育所、家事代行サービス、可能なら料理も誰かにお願いできそうならしてみるのもいいです。
介護ならまずは近くの公的機関に(市役所、役場など)相談。必要なら介護サービスを受けるための申請手続きをしておくのもいいです。ひとりで悩まずに相談するのは本当に必要です。家族で、ひとりで介護をと思っても家族同士だと遠慮がない分、大変な場合が多いかと思います。
色々と思い悩むこともあるかと思いますが育児と違っていつか介護も終わりがくると思ってしまうことに必要以上に罪悪感を感じる方も多いです。
まずは、公的機関のご相談をお勧めします。
柔軟な働き方へ向かうための提案
テレワークやフレックス制度を利用できない人々のための対策は特に地方で個人の今の状況やその環境に応じた現実的な方法をさがすことが重要です。
・パートタイムや契約社員
フルタイム勤務が難しい場合、パートタイムや短時間正社員として雇用の形を変えることが考えられます。勤務時間を自分の希望になるべく近いところに合わせることにより家庭と仕事の両立がしやすくなります。
・地方ならではの需要や資源を利用して副業などのビジネスをする
例)手作りの商品をネットで販売、子供のケアサービス、お年寄りの向けの買い物代行サービスなどを提供することで自分のペースで働くことができます。
副業としてなら収入源を別にすることができます。
・スキルアップ
地方では働く業種も一定数限られてくるため、特定のスキルが求められることが多いです。特に地域のニーズに合ったスキルは身に付けることが役に立ちます。
例えば、看護や介護や保育、農業関連の資格を取得することで、就職する幅は広がります。
・コミュニティ
地域(公的な機関も含めて)との協力関係を活用することも有効です。
例えば地域の子育て支援グループ(近隣の親同士のネットワークの中で協力をして、子供の送り迎えや一時預かりをシェアするシステム)
もし、行政や一部の個人が地域のコミュニティ協力に積極的ではない場合、民間団体や非営利団体などがその役割を果たすことが考えられます。(例 NGOや市民団体、オンラインコミュニティ、地方活性化プロジェクトなど)
自分の健康やメンタルにも目を向ける
柔軟な働き方ができないストレスを軽減し、心身の健康のために行う行動
リラクゼーションプログラムの導入
・ヨガや瞑想のクラス
スポーツセンターやフィットネスジム、オンラインクラスなどでヨガや瞑想のクラスを受けることができます。心を落ち着け、ストレスを軽減する効果があります。
・スパやマッサージ、温泉地でもリラックス効果があります。
動物とのふれあい
・ペットとの時間
ペットを飼うことができれば動物とのふれあいが心の安定に影響します
家族として迎え入れる責任感から「この子のためにがんばろう」と心の支えにもなります。
・動物セラピー
動物カフェなどのふれあい施設、ペットのセラピー施設を利用することで動物との交流を楽しむことができます。
カウンセリングサービス
専門家のメンタルサポートを受けてみるのもいいです。
オンラインでのカウンセリングを活用すればどの環境でもプライバシーなどを気にすることなく専門家の適切なサポートを受けることができます。
時間管理と自己ケアの実践
休息の確保は、定期的に取ることを意識し自己のケアを実践することが重要です。
日々の忙しい日常の中でも、自分の時間を確保し、趣味やリラクゼーションに集中することがストレス軽減につながります。
完璧を求めない
・「完璧でなければならない」という考え方から一旦距離を置き、結果に囚われすぎない心持ちを持つ
・失敗や困難を過度に恐れず、必要ならば他者に助けの声をあげて求めることも意識して行ってみる
無理をせず自分の時間も確保する
○1日のスケジュール(変更後)
(モデル例 40代女性 介護職員(契約社員短時間勤務9時−16時)
夫 介護支援専門員(正社員|事務職)長女9歳、次女3歳
1 | 時間 | スケジュール |
---|---|---|
2 | 5:00 | 起床→自分の身支度 |
3 | 5:45 | 朝食準備(夫も自分も社食なのでお弁当は基本なし) |
4 | 6:45 | 朝食(みんなで食事)身支度(3人) |
5 | 7:30 | 長女学校準備(夫)・送り出し準備(その他の細々したこと) |
6 | 8:00 | 次女を保育園(自分)、長女学童(夫)に送り |
7 | 8:30 | 会社へ出勤 |
8 | 9:00 | 仕事開始 |
9 | 10:00 | 仕事 |
10 | 10:30 | 仕事 |
11 | 11:00 | 仕事 |
12 | 12:00 | 昼休憩(昼食)、LINEチェック(食事しながら)Kindleで読書 |
13 | 13:00 | 仕事 |
14 | 14:00 | 仕事 |
15 | 15:00 | 仕事 |
16 | 16:00 | 仕事終了→退勤 |
17 | 17:00 | 子供達のお迎え(お迎え前に野菜等の買い物だけさっと) |
18 | 17:45 | 帰宅・夕食の準備(買い物はほとんど宅配サービス利用) |
19 | 18:30 | 夕食・家族の時間(子供一緒にスマホでAI画像を作る) |
20 | 20:00 | 夫の帰宅(子供達のお風呂は夫担当|自分は片付け)夫夕食 |
21 | 21:00 | 寝かしつけ(自分)翌日の準備(保育ノートなどチェック) |
22 | 22:00 | 自分の時間(ブログ記事作り) |
23 | 23:00 | 自分の時間(ブログ記事作り) |
24 | 24:00 | 軽くストレッチ(3分)、瞑想(1分)後→就寝 |
○働く時間を減らして収入面を気にしたが、今は子供も小さいので日々の暮らしの中で無理なく節約しながら、時間の使い方を意識して家族も自分も楽しく日々を過ごすことに重点を置いたことで余裕がもてて仕事の効率も上がった。
○買い物は宅配サービス、ネットで買い物(スーパーで子供たちを引き連れて買い物するよりも時間もお金も節約になる!ネットで買えばポイ活にもなります!)
○時間が取れるようになり、趣味のブログの執筆が楽しみ日々の出来事を書いたり、介護に関してのブログも発信できるようになった。
○家事代行サービスを利用も検討中(主に換気扇などの普段あまりしない掃除など)
https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3ZDKOR+A36FSI+1YGO+1ZGG0Y
まとめ
いかがでしたか?
少しの意識で日常の生活は変わります。
家庭と仕事の両立
今の働き方を考えて見直してみる
自分の時間を確保
次の日から急に変わるものではなくても毎日の生活の中で少しずつ自分にあったものを是非取り入れてみてください。
応援しています!
少しでもこの記事がお役に立てますように。
ここまで読んでいただきありがとうございました。